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- 2009/10/10 小説「R.R.T./瑞媛の司祭・第六章(6)」更新
- 2009/10/10 Cp.00/The Angelus Bell(1)
- 2009/10/10 「Academic Angelus」 目次
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2009-10-10(Sat)
本館にて、
小説「Rosen Rada Trilogy/瑞媛の司祭」を更新しました。
「第六章 伸びる茨の枷(6)」をupです。
今回で第六章は終了になります。
今章でアミリアは、神官たちの間で囁かれていた
「彼女の知らないアベレッセの一面」を見ることになります。
アベレッセ本人の背景も少しだけ垣間見えたかなぁ〜と^^;
新たな登場人物も出ていますが
彼の正体が分かるのはもう少し先のお話ですね。
来月から第七章がスタート♪
場所は移って、帝都リヴェラ・マラの方たちの様子を綴ります。
こちらでも皇女の成人の儀に関して色々と準備が進んでいるようですが・・・?
前宣伝はここまでということで^^;
よろしかったら本館の方へ足をお運び下さいませ♪
前記事でもお伝えしましたが、
ブログ連載小説「Academic Angelus」がスタートします^^
こちらは不定期連載となりますが
時間のある時に立ち寄っていただいて
読んで貰えたら嬉しいです^^
小説「Rosen Rada Trilogy/瑞媛の司祭」を更新しました。
「第六章 伸びる茨の枷(6)」をupです。
今回で第六章は終了になります。
今章でアミリアは、神官たちの間で囁かれていた
「彼女の知らないアベレッセの一面」を見ることになります。
アベレッセ本人の背景も少しだけ垣間見えたかなぁ〜と^^;
新たな登場人物も出ていますが
彼の正体が分かるのはもう少し先のお話ですね。
来月から第七章がスタート♪
場所は移って、帝都リヴェラ・マラの方たちの様子を綴ります。
こちらでも皇女の成人の儀に関して色々と準備が進んでいるようですが・・・?
前宣伝はここまでということで^^;
よろしかったら本館の方へ足をお運び下さいませ♪
前記事でもお伝えしましたが、
ブログ連載小説「Academic Angelus」がスタートします^^
こちらは不定期連載となりますが
時間のある時に立ち寄っていただいて
読んで貰えたら嬉しいです^^
2009-10-10(Sat)
予感、があった。
その予感と、先ほどから激しく鳴りだした雷と豪雨に背を押されるように教会へ足を向けた。
重厚な扉を開け中に入れば、外の雑多音が嘘のように途絶え、しんとした静けさに自然と体が緊張する。この緊張感と肌にまとわりつくような重い空気が嫌いで、よほどのことがない限り彼は絶対にここへ来ることはなかった。
古臭い内装にはおよそ似合わない、電気仕掛けのろうそくがぼんやりと室内を照らし出している。黄金色の人工の炎が正面のステンドグラスと、その手前の聖者の偶像をおぼろげに浮かび上がらせ、訪れた者へよりいっそうの粛然とした所作を要求しているかのようだ。
――― ばかばかしい
彼は目に見えないものを信じない。
なのに、今感じている焦りはなんだろう。
雨ですっかり濡れ重くなったコートを長椅子に投げると、彼は大股で説教台の方へと向かった。まるで正面の聖者の偶像に挑むかのように傲慢な足取りで踵を鳴らして歩く。静寂な室内を故意にかき乱すかのように。
だが、その足音はわずか十も鳴らないうちに止まった。
通路の左右に並ぶ長椅子のひとつに、人影を見つけたからだ。良く見れば、眠っているのか、座面に仰向けに身を横たわらせた状態で目を閉じている。ベージュのブレザーに緋色のチェックのスカートという服装から、この教会と同じ敷地内にある学校の女子生徒だと分かる。
(教会で居眠りとは・・・随分大胆だな)
他人が聞いたら「お前もだろ」と突っ込まれそうな台詞を心内で吐きながら彼は近づいた。よほどぐっすり眠っているのか、足音を立てても全く起きる様子がない。
彼は真上から生徒をまじまじと見下ろした。
胸元に結われたスカーフを留めるリングに刻まれているのは2年生を表すリリー。それは、彼自身が締めているネクタイのピンヘッドと同じ形のものだ。彼もまた、この敷地内にある学校に通う2年生だった。
けれども ――― と、彼は眉根を寄せた。
女子生徒の髪は明るく長い栗色だった。制服の袖やスカートから伸びる白い手足は余分な肉をそぎ落としたかのように細く、少し力を加えて握れば容易く折れてしまいそうに思える。その姿は、日本人ではなく西洋人を思わせた。
(こんなヤツ、いたか?)
彼の通う学校には学年にクラスは1クラスだけ。
同級生ならば嫌でも教室で顔を合わすので、知らない顔はまずない。
それなのに、彼の記憶にこの女子生徒と一致する容姿を持つ者がいないのだ。
となれば、考えられる可能性はただ1つ。
「・・・こいつが・・・そういうことか」
そう呟く口許にわずかに笑みが浮かんだ。
